何故人は筋トレしようと考えるのでしょうか?
健康のため?ダイエットのため?綺麗になりたい!モテたい!憧れている人がいると様々な理由から筋トレをしようと考えると思います。
筋トレをこれから始めるよという方は筋トレを継続する為のマインドとルーティンを身に付けてもらうために明確に達成基準がある目的を見つけることが重要です!
実際に筋トレを始めようと思っても実行できなかったり継続できない方が大半でいつしか筋トレを始めようと決意した時の事は忘れてしまいます。
もし覚えていても継続することが億劫になってしまいます。
ですが忘れないでください。【筋トレは】あらゆる目標を達成する為の有効な手段であるという事を。
今回は自分自身が感じた筋トレをしようと考える様々な理由に対して考察していきます。
深層心理を読み解き自分の気持ちに正直な「筋トレをする理由」を見つけることで妥協せず筋トレを継続できるマインドとルーティンが手に入ると思うので是非参考にしてください。
ちなみに私は映画「ワイルドスピード」に登場するホブス役の俳優ドウェイン・ジョンソンに憧れてトレーニングをはじめました。
この記事を読んだ人は筋トレをしようと思い立った時の自分の正直な気持ちに気づけます。
それでは行きましょう!
何故筋トレするのか?筋肉に与える変化
「筋トレ」と言っても目的は様々で筋肥大や筋力増強、シェイプアップなどの理由があると思います。
まずは筋トレを始める前に「筋肉に与えたい変化」をイメージしていきましょう。
筋肉を大きくする(筋肥大)
いわゆる「筋肥大」と呼ばれているやつで見た目に大きな影響を与えます。
筋肉には速筋と遅筋と呼ばれるものがあり、筋肉は速筋の発達により筋肥大すると言われています。
筋肥大により大胸筋が大きくなれば逞しく見えたり、女性ならバストアップや胸を支える筋肉がつきますし、腹筋を鍛えて無駄な脂肪を落とすことで見事なシックスパックが浮かび上がります。
また腕の筋肉である上腕二頭筋・上腕三頭筋を鍛えることで太く逞しい腕になります。
脚やお尻の筋肉を育てれば基礎代謝が向上し、ダイエットを有利に進めることが出来るようになるでしょう。
このように筋肥大により見た目に大きな変化を与えるとともに、基礎代謝の向上により、ダイエットにも効果的であることが分かって頂けると思います。
筋力を強くする(筋力増強)
筋力を強くすることで、これまでより重い重量を扱ったり、これまでより速く走ったり、以前よりも速く鋭く重いパンチやキックを打ったりすることが可能になります。
どちらかというとアスリートの方など筋肉を大きくして自身の重量を変えたくない人などが多い印象だと思います。
筋肉が持つ力を効率的にパワーへ変換し競技に活かしたい方は筋力トレーニングをオススメします。
また女性の方は体重は増やしたくないけど体を引き締めたいと考える人も多くいると思います。
そんな方にも筋力トレーニングはオススメです。
筋力増強は筋肥大よりも効果を早く実感できます。
筋力増強は筋繊維の密度向上だけでなく神経系も同時に強化されます。
これまで使っていなかった筋肉、使っていたけどパワーを必要としていなかった筋肉は筋力トレーニングにより覚醒し、使える筋肉へと変わっていきます。
このように筋力強化は筋肥大ほど見た目に変化はないが筋肉の限界値を押し上げられるため結果的にトレーニングの質そのものを向上させていく効果が期待できます。
何故筋トレするのか?心境の変化
まずは大きく分類して2つに分けてみます。
健康のため
健康維持・増進
健康維持・増進はトレーニングする理由の中では結構上位に入ってくると思います。
やはり将来の事を考えると健康って気になりますよよね?
ただ一概に「健康」と言っても病気にならない・怪我をしない・活動的など健康のイメージは人それぞれだし健康状態というのは多岐にわたります。
そのため「健康のため」を筋トレの目的にすると低迷しやすいと考えます。
なぜなら毎日のウォーキングも健康のためになるし、栄養バランスの取れた食事も健康のため、生活リズムを整え早寝早起きするのも健康のためになってしまうので、わざわざツラい筋トレを手段として優先順位を高く選択するとは思えません。
健康のためを目的とするなら、目標は老後に備えて足腰を鍛える!
という感じになるでしょうか?
そうすれば方法は筋トレ、手段は下半身重視の筋トレという具合になると思います。
体力向上・強化
日頃から疲れを感じやすい人、アスリートに限定された目的だと考えます。
ただ、日頃から疲れやすい人が体力向上・強化のために筋トレという手段を選択するか?という疑問から体力向上・強化はアスリート向けの目標だと考えます。
疲れを感じやすい人は睡眠の質向上や有酸素運動を取り入れるといいでしょう。
アスリートの方はそもそもトレーニング初心者ではないでしょうし、体力向上・強化という目標の先に大会出場・入賞や誰か、何かに勝つ!などの目的があるでしょうから筋トレを始めましたの人が選択する目的ではないと考えます。
それでも体力向上・強化が目的の人はトレーニング時間を長く、なるべく高回数の筋トレに取り組むといいと思います。
老化の抑制
老化の抑制を目的にトレーニングする人は年齢が30代後半から50代くらいの方でしょうか?
老化の抑制と健康のために筋トレを始めるは似たような心境から決意したことだと考えます。
そのため、これらを目的にするならば健康とは何か?老化とは何か?を明確に定める必要があります。
ここを明確にできないとゴール(ありたい姿)が分からず低迷しやすいと思います。
老化=若い時より太りやすくなったor筋力が衰えたと感じるならしっかり言語化して目的を明確にしてみてください。
手軽に現状の自分を数値化できる「体組成計」の購入をオススメします。
私はTANITAの体組成計を使っています。アプリと連動して勝手に記録を取ってくれるので便利です!
体組成計によって体重だけでなく体脂肪率、筋肉量の計測も出来ます!
実際に使用している体組成計はコレ↓
見た目のため
自信を付ける
これは私の周りでもよく聞きます。
筋トレのメリットを調べるとよく見かけるのではないでしょうか?
しかし「自信が付く」は筋トレを継続して効果が出た結果で自信が付くことで何が達成できるのか?
が目的になると考えます。
筋トレにより見た目を良くして自信を付けるは目標で目的は明確になっていませんよね?
なのでいつになっても目的が達成できないので自信が付いた!と言える前に挫折する可能性が上がってしまいます。
自信を付けることで何が達成されるのか考えてみましょう。
好きな異性に告白する為?自分の体型を馬鹿にしていた人を見返す為?
目的は人それぞれでも動機が誰かの為だとゴールがハッキリしてくると思います。
ダイエット効果の向上
これは筋トレを始めようと思う理由第1位ではないでしょうか!
しかしこれも筋トレを継続する為の目的としては不十分だと考えます。
まずダイエットに成功して何が達成できそうか?例えば着たい服が着れる、見た目が良くなりモテるようになるなどダイエットに成功した時の報酬を考えておきましょう。
この時の理由は利己的でいいと思っています。
「ダイエットをする」と「ダイエット効果の向上」は似ているけど違うので気を付けてください。
ただダイエットしたいだけなら筋トレは必須ではありません。
食事改善でも体型や目指すスタイルによりますが十分に効果が得られるでしょう。
しかしダイエット効果の向上を目指しているなら筋トレは必須になります。
筋トレにより体を動かしつつ筋肉を育てて基礎代謝をあげることでダイエットの効果は格段に向上するからです。
このように少し具体的な表現になっただけで筋トレが必要かどうか変わってきます。
改めて自身のありたい姿を明確にし、筋トレを継続する為のマインドを確立しましょう!
美容に効果的
「美容」という言葉自体かなり広い意味合いで使われている為、美容のために筋トレをするはモチベーションが続かないと考えます。
そもそも美容は美しい容貌と字のごとく「見た目」を指す言葉である事から美容を目的に考えている人は「見た目の変化」で得られる報酬を目的に定めた方が良いでしょう。
人によっては顔、体型、肌感と様々な見た目を想像すると思うので、まずはこれらをハッキリさせて自分がどうなりたいのか明確にすることから始めてみてください。
ちなみに筋トレにより顔、体型、肌感は良い方向へ変化しますので是非、取り組んでください。
目的は何か?目標・方法・手段と混在注意
「筋トレをする目的」はなんでしょうか?筋トレが目的になる人は少ないと思います。
筋トレはあくまでただの「手段」だと考えています。
ただし【筋トレは】あらゆる目標を達成する為の有効な手段です。
下記のイメージ図を参考にしてください。
今回の目的は「異性と付き合う」としてみました。
目的をカッコよくなる・綺麗になるにしても構いませんが達成の基準が分からないし、カッコよくなりたい・綺麗になりたいには理由がありますよね?
その理由を曖昧にしていると、トレーニングを続けていてもゴールがないので途中で継続できなくなったり、トレーニングをする理由が分からなくなったりしてしまいます。
なので明確に達成基準がある目的を見つけることが重要です!
逆に異性と付き合うために「見た目なんて関係ない!」というなら目標は内面を磨くでもいいかもしれません。
しかし現実、人の第一印象を決めるのは外見と言われていますので内面のみ磨いても異性と付き合うためのチャンスは中々訪れないと思います。
それに内面を磨くから筋トレをやらなくていい理由にはなりません。
下図をご覧ください。
実際に「筋トレ 自己啓発」で調べると様々な記事や書籍が紹介されるのであながち強引という訳ではないでしょう。
内面を磨くに対して自己啓発という方法も間違ってはいません。※方法は1つではありません。これは例えです。
つまり筋トレは内面を磨く上でも有効な手段だと分かります。
ここでは「異性と付き合う」を目的にしましたが、他にも様々なパターンで試すと手段に「筋トレ」が入ってきます。
手段としてマストではなくても【筋トレは】あらゆる目標を達成する為の有効な手段として成りえます。
筋トレを始めようと思い立ったら何故筋トレする必要があるのか整理してみましょう。
最初からキッチリ整理しなくても継続していくうちに整理できることもあるので、大まかに決めてトレーニングを実行しましょう!
ちなみに参考までに↓
番号は項目を決めていった順番です。
このぐらい大まかでも最初は構わないと思います。
目的を考える目的は筋トレ初心者に筋トレを継続する為のマインドとルーティンを身に付けてもらう事ですから。
まとめ
今回は「何故筋トレしようと考えるのか?」に対して主観で考察してみました。
筋トレを始める理由は人それぞれ違うと思いますが、【筋トレは】あらゆる目標を達成する為の有効な手段だという事は分かって頂けたかと思います。
筋トレをこれから始めるよという方は筋トレを継続する為のマインドとルーティンを身に付けてもらうために明確に達成基準がある目的を見つけることが重要です!
あらためて何故筋トレする必要があるのか整理してみましょう。
今後のトレーニングに大きく影響します。
以上
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